ここに掲載されている手記は事故に遭われた方々の声です!自分のみに置き換えてシートベルトの重要性を再認識してください。


シートベルトさんありがとう

 今、思い出しても寒気がします。あれは私が免許を取って1ヵ月後の平成8年の冬のことでした。隣の町で買い物をするために、買ったばかりの私の乗用車を運転して海岸線の国道を走っていたのです。自動車学校で教えられたとおりに基本の姿勢を守り、シートベルトを締めて運転していました。冬道は初めての運転で、小雪がちらつき。路面は白く雪が固まっていました。速度を時速40キロ位におさえながら、安全運転に努めていたのですが、ちょうど海岸線の左カーブに差し掛かったところで、ブレーキを踏むのが一瞬遅れ後輪が滑りだし、慌ててハンドルを左に切って急ブレーキをかけてしまいました。車は私の思うとおりにならずに対向車線にはみ出し、正面に黒い大きな車が見えた瞬間、目の前が真っ白になったのです。「大丈夫か、しっかりしろ」と叫ぶ声がかすかに聞こえて目を覚ましたところ。車は道路端に横になって飛ばされ、車の前はつぶれ、窓ガラスが割れ、私は運転席に挟まれ、頭から顔に血が流れ、事故になったことを知りましたが、意識もうろうとして、再び気を失ったのです。病院で痛さに目が覚めたのは、次の日の朝でした。けがは全身打撲で骨折はなかったのですが、顔、体にガラス片がささり3週間入院しました。まさか、私が事故を起こすなんて考えてもいませんでした。免許を取った時に、私だけは事故に遭わない、事故を起こさないと誓っていたのに、こんなに簡単に事故を起こして恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。相手の車がハンドルを切って避けてくれたので、真正面で衝突しなかったのが幸いでした。事故の恐ろしさについては知っていたつもりですが、事故を起こして本当の怖さを知りました。一歩間違えれば命を落とす、他人の命を奪うという怖さを実感しました。シートベルトを締めていたお陰で命が助かり、けがが軽くすんだのです。交通事故で運転手が路外に飛び出して死亡、同乗者が助手席から放り出されて死亡 というニュースを目にするたびにあの日のことを思い出し、シートベルトを締めていれば、この人達も命が助かったのにといつも残念に思っています。命の大切さを考えると、格好悪い、面倒くさいなんて言ってはいられません。あれから1年以上がすぎ、あの時より運転はうまくなったと思いますが、油断することなく、シートベルトを締めて安全運転に努めています。    

チャイルドシートで孫が無事だった

 3歳の孫と暮らすようになり、車に毎日乗せるので、チャイルドシートが必要と思い、買いました。事故の日、自分の用事で孫を車に乗せ、出かけました。国道でハザードランプをつけて停車し、孫を車に乗せたまま私は車を降り、向かい側の家で用事を足している1分位の間の事故でした。用事をすませ、玄関を出ようとした時、ドーンと大きな音。何の音だろうと車の方を向いた時、私の目に、無惨な姿の私の車。あっ孫は。私はびっくりして足がふるえて、すくんでしまいました。車の前に立った時、孫は大きな目をしてびっくりした顔。私が声をかけたら、大きな声を出して泣き出しました。早く車から出さなければと、ドアを開けようとしたら開かない。私は大きな声て子供が車の中にいるので早く出してと叫びました。孫を抱いたら、どこからも血が出ている様子もなく、ただただ泣くばかり。一刻も早く病院へ。救急車が早く来て欲しいと思うばかり。お医者さんに「どこも大丈夫です」と言われた時には、チャイルドシートに感謝しました。事故を起こした車は私の乗用車に時速60キロの速度で追突。私の車はガードロープに車体をこすりつけながら約10メートル先まで押し出され、後部大破。チャイルドシートをしていなければ、重傷か、頭を強打し、死亡していたかもしれない事故でした。今思い出しても、体がふるえます。毎日、孫を車に乗せるたびにチャイルドシートをするのが面倒で、しないことがたびたびでしたが、事故の日、私の手がベルトにさわった時、チャイルドシートをしなければと思い、チャイルドシートをしたのが幸いして、孫が守られました。この頃の孫は事故がどんなにショックだったのか車に乗るたびに「おばあちゃん、チャイルドシートをちゃんとかけて運転して」と言います。孫の事故でチャイルドシートの重要性を知るとともに、交通ルールを正しく理解し、しっかり守らなければならないと痛感している今日この頃です。     

大破した愛車の中で落ち着いていた自分

 それは予想もしない突然の出来事であった。7月25日、私はその日遅くまで残業し、午後10時頃、疲れた体を愛車に委ね、いつもの通勤コースを通り自宅方向へ向かった。帰りがけまで強く降っていた雨も帰宅に合わせるように晴れ上がり、路面は濡れていたが、水溜まりを滑走するタイヤの音が心地よかった。勤め先を出発して10分ほどで走り、通り慣れている信号機のない交差点に差し掛かった時である。右側の方から一瞬前方を横切るライトが見えた。間髪を置かず「ドーン」という大きな鈍い音と強い衝撃が全身に走り、目の前が真っ白になった。愛車はスローモーションのように左側に反転し逆さまになり停止した。シートベルトをしていたため、私はコウモリのように逆さの状態で宙づりになってしまったが、特に慌てもせず落ち着いている自分が不思議であった。私は唸り続ける愛車のエンジン音を聞きながら、ゆっくりとベルトを外し、割れた窓ガラス片を払いのけ、這うようにして車外に出た。相手の車の所へ行くと、その車は左側のドア部分が大きくへこみ、運転席には若い大学生風の男がいて血を出していたが、意識はハッキリしており、大したけがではなさそうである。ゆっくりと振り返り愛車を見ると、頑丈な作りであるはずのRV型の愛車のフロント部分は原型をとどめないほどつぶれ、運転席付近の屋根は大きくへこみ、フロントガラスはまったく原形をとどめず、ラップを手でくちゃくちゃにした感じである。もし、シートベルトをしていなかったら、語るまでもなく頭部を思いっきりフロントガラスにぶつけ、つぶれた屋根部分はに挟まれ、運が良くて顔がザクロ状態、運が悪ければ、今頃、雲の上をさまよっていただろう。後に相手は自分の一時停止違反を認め示談中であるが、相手に弁済能力はなく、愛車は大破のため修理はきかず、スクラップ工場へ直行した。非常に高い授業料を払ってのシートベルトの着用効果体験であったが、改めてシートベルトに感謝したい。      

相手もシートベルトをしていたことに感謝

 仕事が終わり、家に帰るため、住宅街の市道を走っていた時のことです。私の方に一時停止標識がある交差点を直進する時、遠くの一時停止標識や駐車車両に気を取られて標識を見落とし、一時停止せずに交差点に入ったため、右から来た普通乗用車に気づかないまま、出会い頭に衝突するという人身事故を起こしてしまいました。私は一時停止に気づかないまま交差点に進行したので、ブレーキを踏む暇もなく、また、相手の車も私が一時停止するものと思っていましたので、ノーブレーキのまま衝突してしまったのでした。私の車は、相手の車の前部がまともにぶつかりましたので、修理することができない位に助手席側のドア付近がメチャメチャに壊れて廃車にしました。速度は、双方とも大して出ていませんでしたが、ガチャーンというものすごい音かして、私は体が前の方に振られました。運良くシートベルトをしていましたので、軽い打撲負っただけですんだのでした。相手の方は奥さんで、小学生位の子供さんを助手席に乗せていましたが、どちらもシートベルトをしていてくれましたので、肩などに2週間程度の打撲傷ですんだのでした。もしも、私がシートベルトをしていなかったら、フロントガラスや、ハンドルに頭や胸をぶつけて大けがをしたことでしょうし、もしも助手席に同乗者がいたなら死んでいたかもしれません。また、相手の方がシートベルトをしていなかったら、大けがしたのはもちろんのこと、助手席の子供さんは、大けがと゜ころがどうなっていたか分かりません。私は今回の交通事故で、自分がシートベルトをしていたことと、相手の方がシートベルトをしていていてくれたこと、ましてや、助手席の子供さんまでがシートベルトしていてくれたことに感謝せずにはいられませんでした。私はこの交通事故を教訓として、シートベルトの着用の大切さを身にしみて感じ、自分はもとより家族や同僚・友人・知人らに、これからもシートベルトの着用をすすめるとともに、安全運転を心に誓ったのであります。    

自分はもちろん、一緒に乗る友達にも・・・

 助手席に友達を乗せて市街地の交差点で信号待ちをしていました。信号が青色になったので、ゆっくり発進したところ、右から赤信号無視して交差点に入ってきた車が私の車の右フロントフェンダー付近に衝突しました。「ドーン」という大きな音と衝撃があって、交差点の中で突き飛ばされ一回転し、私達は前後に大きく振られましたが、たまたま衝突の角度がよかったのか、シートベルトにしっかりとガードされて、フロントガラスに頭をぶつけることもありませんでした。私の車は右フェンダーがへこみ、ボンネットがふくれ上がってしまいました。相手の車には60歳代の夫婦が乗っており、車の前がくしゃくしゃになっていました。車は両方ともひどい損害でしたが、私達も相手の夫婦もシートベルトをしていたので、誰もけがをしませんでした。毎日のように交通事故で人が死んだりけがをしたことが、新聞やテレビに出ていますが、その中でシートベルトをしていない人がけっこう多いことを知っています。運転の教習では、最初に習うのがシートベルトの着け方なのに、どうしてシートベルトを締めないで運転するのか理解できません。私の事故の時のように、お互いシートベルトを締めていることによってけがもなくすむことがあるのですから、車に乗る者同士のマナーとしてもシートベルトを締めるように習慣づけることが必要だと思います。私は事故にあった時、シートベルトをしていて本当によかったと思いました。これからも自分はもちろんこと、一緒に乗る友達にも必ずシートベルトを締めてもらって運転とようと思っています。 

お客様に必要性を説明し、シートベルトに恩返し

 毎日と言っていいほど、交通死亡事故が報道されていますが、道警によると、四輪車乗車中の死者のうち、約6割の方がシートベルトをしていなかったそうです。実は、私も運転免許を取ってしばらくの間は、シートベルトの重要性なんてそれほど深く考えていませんでした。しかし、今から6年ほど前、大きな事故にはならなかったのですが、凍った道でスリップして中央分離帯に衝突し、その事故を契機にシートベルトをするようになったのです。本当にシートベルトの大切さか身にしみたのは、平成11年の5月21日の事故でした。よく晴れた金曜日の朝、いつものとおり、岩見沢の自宅から勤務先のある由仁町に向かう途中でした。出勤時間に間に合わせようと、時速80キロ以上の速度で信号機のある交差点に差し掛かった時です。対向車線の普通乗用車が右ウィンカーをつけているのに気づいたのですが、当然、右折を待ってくれるものと思いました。ところが交差点に近づくと、相手はスルスルッと右折してきたのです。「危ない!」と思った瞬間、衝突し、コントロールを失った私の車は交差点を超えて信号柱に衝突、信号柱と標識のポールを折って路外に飛び出し、横転して止まりました。私は、右折車と衝突した衝撃は覚えているのですが、その後のことはよく分からず、気づいた時は車が横転しており、なんとか車外に這い出したのです。幸い、私のけがは助骨を3本折っただけですんだのですが、後で現場や廃車になった車の写真を見た時らは、「よくこれで生きていたな」と思うほどの事故でした。この事故の前は、すぐ近くまでというときなど、シートベルトをしないこともありましたし、スピードの出しすぎもよくありました。でも今は、必ずシートベルトをしています。そして、無茶な運転をしなくなったことはもちろん、他の車の動きにも注意を払うようになりました。私は、自動車のセールスをしています。お客様の中には、「俺は事故を起こさないから」などと、シートベルトを軽視している方もいますが、そんな方には、私の事故の体験を話し、シートベルトの必要性を説明しています。ひとりでも多くの方にシートベルトの着用をすすめることも、シートベルトに救われた自分ができる恩返しだと思って仕事に励んでいます。 

シートベルトのお陰で処罰も軽くなった

 私は平成10年に普通1種免許を取得し、それ以後マイカーを所有し、通勤などで毎日運転するヤングドライバーのひとりです。私は、自分の車(軽四輪車)の助手席に会社の同僚を同乗させ、出勤のため苫小牧市内の主要幹線道路を郊外に向けて交差点を直進した際、対向で右折してきた普通乗用車と接触し、そのはずみで街路樹に衝突し、車が横転するという交通事故を体験しました。交差点を直進しようとした時、対向車が右折してきたので、私はとっさに「危ない!」と思い、左にハンドルを切りながら急ブレーキをかけたのですが間に合わず、相手の右前と私の右側面が接触し、気がつくと私の車は屋根を下に向け、車道上に横転していました。街路樹に衝突したことは、事故後に知ったのですが、その反動で車が横転したのです。私と助手席に同乗していた同僚は、シートベルトをしていたため軽い打撲傷を負っただけですみ、事故の相手の人にもけがはありませんでした。私は今まで。交通事故に遭ったことはなく、一瞬の衝撃で車が横転することをこの事故で身をもって知りました。さらに事故の時、シートベルトを着用していれば、横転した時も体が固定され、打撲傷程度の軽いけがですむことがあるということも知りました。今回の事故を振り返ると、シートベルトの着用によって衝突時に体が固定され、車内のフロントガラスやハンドルなどへの衝突が防止され、さらに、横転時に頭部なと゛を強打せずにすんだのもシートベルト着用効果だと思います。この事故の原因は私の信号無視にあり、相手方にけががなく、私の同乗車が治療1週間の軽傷を負ったことにより人身事故になりましたが、幸い軽傷のため私の処罰も軽いものになりました。私は今回の事故で、シートベルトの必要性を自ら体験しましたので、今後も従来どおりシートベルトを着用することはもちろん、スピードダウンなどに努め優良ドライバーを目指します。    

娘に重傷を負わせたのは母親である私の責任

 運転免許を取得して13年になります。これまで、交通違反や交通事故にはまったく無縁でしたし、いつの間にか交通事故は他人事で、自分だけは事故に関係することはないという気持ちになっていました。平成9年夏の夕方、走り慣れたA町内の国道で9歳になる娘を送りに行く途中、事故に巻き込まれました。折しもお盆を目前にいつもとは違い交通量も多く、私の車の前後にも何台もの車が走っておりました。緩やかなカーブに差しかかったところで、対向してきた1台のワゴン車がキャンプ場に入るため突然、私の車の直前で右折したのです。「どうして?」「私の車が見えていないの?」それは一瞬の出来事で私にはと゜うすることもて゜きませんでした。私の車も相手の車も大破してしまいました。運転していた私は、シートベルトをしていたし、エアバックも作動し、ハンドルに胸を打つ程度の軽いけがて゜すみましたが、助手席の娘はシートベルトをさせていなかったため、全身を強く打ち、骨折などで重傷を負ってしまったのです。入院生活は1ヵ月以上にもなり、その後の通院も、リハビリを含めて、長期間となりました。痛々しい娘の姿を見ていると、自分だけ軽傷ですんで申し訳ない、娘の苦しみを自分か代わってあげたい。そんな気持ちでいっぱいでした。元気な自分を考えれば考えるほど、なぜあの時、娘にシートベルトを締めさせなかったのだろうか悔いが残ります。「近くだからいいよね」「シートベルトをすれば窮屈になるよね」という理由にならない理由のため、娘に重傷を負わせたのは、母親である私です。今、娘はけがから立ち直り、元気に学校に通っています。その姿を見られるだけて゜も不幸中の幸いだと感じております    

いつの間にか居眠り運転・・・、命綱となったシートベルト

 私が交通事故をおこしたのは、平成12年6月6日午前6時頃でした。当時、私は、仕事のため国道230号線を洞爺湖方面に向かって乗用車を運転していました。早朝であったことと、連日の仕事の疲れで、いつの間にかうとうとと居眠りをしていたのです。私はやばいなと思いながらも早く現場に行かなければならないという気持ちが先立ち、無理をして運転を続けてしまいました。私が、眠気と格闘しながら、なんとか留寿都村を通過した時でした。突然ドーンと強い衝撃があり、気がつくと私の車は完全にひっくり返り、逆さま状態になっていたのです。私はいったい何が起こったのか理解できず、気が動転してしまいました。そして、私はひっくり返った車からなんとか降りた瞬間、さらに恐ろしい光景を見たのて゛す。その光景から私の車が道路脇の標識柱に激突し、道路にひっくり返ったことが、容易に判断することができたのですが、私が運転していた車をよく見ると車全体が無惨にも破損し、よくこんな事故に遭って命を落とさなかったものだと背筋が凍る思いがしました。私はすぐに、こんな大事故を起こしても命を落とさずにすんだのはシートベルトをしていたお陰だ、シートベルトが私の命を守ってくれたのだと気づきました。もし、シートベルトをしていなければ、事故の衝撃で車外に放り出されて・・・。こんな細い1本のベルトが本当の命綱となり、人の命を守るということを身をもって体験したのでした。     

孫の一言で命を守ってもらった 

 伊達に住む孫の運動会に行った帰りの出来事である。2時頃、2台の車に分乗して登別の我が家に向かう。こちらの車には妻と孫二人を乗せて、一足早く出発した。妻も孫達も後部座席に座っていたが、年下の女の子眠いと言い出したので、妻の膝に頭を乗せて眠らせることにした。座席が狭いので、お兄ちゃんが「ぼく前に行く」と言って助手席に座った。孫は座るなり、シートベルトをして「じいちゃんもシートベルトをしなさい」と言う。うっかりシートベルトをしないでいた。「そうね」と笑いながらシートベルトをした。それは石川町に入ってすぐのことである。車を再出発させ快適に走行する。大きなS字カーブに差し掛かり、トンネルを抜け、後100メートル位で中島町の市街に出るところだった。その一瞬、ドカーンという音とものすごい衝撃、眼前にコンクリートの壁の端がボンネットに食い込んで。助手席の孫を見ると、苦しそうに唸り、口の周りが血だらけになっていた。大変なことをしでかしたものだ。孫に手を差しのべようとしても、私はシートベルトに締めつけられて、身動きができない状態であった。妻と後部座席の孫は、すぐ車から降りて後続の車に助けを呼んでいた。通りかかった車は、皆、親切に手を貸してくれ、苦しんでいる孫を車の外に運び出し、道路の端に寝かせてくれたり、携帯電話で救急車を呼んでくれ、救急車が来るまで私達を見守ってくれた。この時ほど、人の親切をありがたいと思ったことはない。救急車で室蘭市内の総合病院に運ばれると「この子を先に見てください」という妻の声が聞こえた。孫の検査の結果、衝撃で口の中が切れていることと、鼻血が出たことだけで、脳も骨も異常なし。やっと胸をなでおろすことができた。その時、妻もひどい打撲を受けていたことを、私は知らなかった。あれから2ヵ月、元気に遊んでいる孫を見るたびに、痛い思いをさせてしまったことをすまなく思うとともに、この子がシートベルトを締めなさいと言わなかったら、今、私は、ここにいなかったかもしれないと思う。孫の一言で命を守ってもらうことができた。あれほどの衝撃から身を守れるのは、シートベルトしかない と認識している。どんなに気をつけていても、一瞬の気の緩みが大事故につながることを身をもって体験した。車の乗っている以上、事故に遭わないという保証は誰にもない。危険と紙一重の運転を自覚し、車に乗る人も、乗せてもらう人も、シートベルトを着用するように声を大にして訴えたい。   

肝に銘じた二つのシートベルト

 私は自動車免許を取ってから、8年たちますが、シートベルトには二つの意味があることを教えてもらい、心新たに安全運転に努めております。一つは、車に乗る時必ず着用することと、もう一つは、心にシートベルトをすることです。平成5年7月に特望の普通免許を取得しました。しかし、その3日後に一生忘れることができない事故を起こしてしまいました。あの日は、隣町の標茶に住む祖母のところに行こうとして車を走らせました。もちろん、シートベルトはしていません。途中、店で飲み物を買うため、車から降り、再び車に乗り、快適なドライブをしていました。途中CDを取り替えようとしてよそ見をした瞬間でした。カーンという強烈な音とともに、私の目の前が真っ白になり、気を失ったのです。時間はどの位たったのか分かりませんが、周りを見ると、自分の体は血だらけににっており、何が起きたか分からなくなり、慌てて車内から出ようとした時、シートベルトをしていたのに気づいたのです。救急車で病院に運ばれ、担当の医者から「シートベルトをしていなかったらフロントガラスに頭を打ちつけ、危険な状態になっていたかもしれない」と言われた時、初めてシートベルトの重要性が分かりました。幸い、けがは軽い打撲ですみ、大事に至らなくて本当に助かりました。なぜ、飲み物を買った後、シートベルトをしたのか不思議でなりません。私はこの交通事故以来、車に乗ったらシートベルトをつけることが習慣になっていますが、いつの間にか運転が荒く乱暴になっていたのでしょうか、営業などで急ぎの仕事の際に、何回かヒヤリとする経験がありました。交通指導の際に警察の方から、交通事故を起こさないためには、交通ルールを守って安全運転をするという「心にもシートベルトをすること」が必要だと言われた時、その言葉が心にグサリとささるのを覚えました。私にとって、人生の転機となるような事故と交通指導による「二つのシートベルト」を肝に銘じ、これからも交通事故を起こさないように安全運転に努めたいと考えております。
    

シートベルト着用運転のすすめ

 「まずい」。そう思った瞬間、車は草むらを走っていて、木に激突しました。暗闇を車のライトが照らしていて、フロント部分がつぶれているのが見えました。「やってしまった」。その時はただそう思いました。私は車から降りて、草むらに座り込み、「ここはどこだろう」とぼうっと考えていました。その日、私は仕事が終わると、用事のために隣町へ出かけました。夜も遅くなり、次の日の仕事を考え、泊まって朝帰るか、何とか夜のうちに家に帰るか、どちらかということになり、私はなぜか後者を選んでいました。少し距離があるために、少しでも早く帰ろうと、国道を避け、よく利用する道を選んで車を走らせていました。ところが、途中でいつもと違うことに気づきました。疲れからか、どこかで曲がる場所を間違えていたようでした。おかしいと思いながら走っていると、突然、T字路が現れて、私の対応は遅れ、止まりきれずにそのまま真っすぐ突っ込んで木に激突してしまっのでした。後日、明るいところで車を見ると、フロント部分がひと゜くつぶれていました。私自信、ここまでひどいとは思いませんでした。私の車を見た人は皆、口をそろえて「よくそれだけですんだな」と言いました。まったくそのとおりだと私も思います。骨折も出血もなく、数カ所の打撲だけですんだのです。家で上半身の痛い所を見てみると妙な跡がついていました。私にはこの跡が何なのかさっぱり分かりませんでした。タスキ状の内出血でした。私は免許を取得した時から必ずシートベルトをつけるようにしています。「その方が安全だろう」という感覚から始めたのだと思うのですが、まさか自らその必要性を実証することになるとは。シートベルトをしていても亡くなっている方が多くいらっしゃると思います。私は本当に運が良かったのだと思います。しかし、現実にシートベルトが私の体を守ってくれたのですから、その必要性を皆さんに伝えたいのです。私のような体験をされる方は多くないと思いますが、多くないからこそ、シートベルトをしなければならないのです。その、万が一の時のために 。私は今回り事故で。自分の運転に対する姿勢を見直さなければならないことにも気づきました。体調も含めて無理はしないという、初歩的なことです。皆さんも普段の運転について少し見つめ直してみてください。そして、車に乗ったら必ず「シートベルト着用」です。気づいたらシートベルトをしていた、こういうクセがついたらしめたものです。このささいな行動が、あなたの長い人生を左右するかもしれないのですから。 
     


正面衝突で体験した「命綱」


 私は、平成12年6月7日に正面衝突事故に遭いました。夜間、舗装された郊外の道道を走行中、見通しの悪い右カーブに入った時、センターラインをはみ出して私の車線に入ってきた対向車が見えましたが、ハンドル操作でかわすくらいの余裕しかなく事故になりました。衝突した時のスピードは、お互い時速70〜80キロ位出ていたと思います。車はお互いに大破、走行不能になり道路の片側1車線をつぶした状態になりましたが、幸いにも加害者、私ともに打撲程度ですみました。結果的には大事故になりましたが、お互いに生きていたのはシートベルトとエアバックのお陰ではないかと思います。もう一つ考えられるのが当たり所がよかったことでしょうか。たまたまカーブで、お互いが真正面で衝突しなかったので、衝撃力がいくらかでも分散されたのだと思います。事故後、保険会社の方から聞いたのですが、運転姿勢が悪ければ、シートベルトをしていてもエアバックが作動しても、意味がないということです。加害者の方は、背もたれを若干倒していたので、エアバックが作動した時に、顎に当たり息ができなくなったそうです。私の場合は、背もたれを立てていたので、メガネが飛ばされたくらいですみました。これから車の免許を取り、運転しようと思っている人は、少しでも大きい車に乗ることと、エアバックのついている車に乗ることをおすすめします。皆さんは事故なんか起こさないと思っていませんか。事故に遭うまで私もそう思っていました。それは間違いて゜す。自分が気をつけていても、飲酒運転の車にぶつけられた私のようなパターンも充分に考えられます。「近くなので事故を起こさない」「シートペ゛ルトはしなくてもいいだろう」などと思って命を落とした人もかなりいると思います。シートベルトをするのが面倒くさい、格好が悪いと思っている人もたくさんいると思います。たかがシートベルトかもしれませんが、私はそのベルトのお陰で今生きています。事故に遭ってから、私は今一度、自分の運転を見つめ直しています。まずは、「スピードダウン」でしょう。そのためには、ゆとりをもった行動を取ることだと思います。私はシートベルト、エアバックで死を免れた一人です。皆さんも今一度、自分の運転を見直してはと゜うでしょうか。死んでからでは、間に合いません。

「生死のわかれ」より引用  

 



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